国会審議終了2007/07/06 11:28

国会の会期延長まで持ち出して参議院選挙を勝利するための選挙地盤固めの日数を増やそうと狙った自民党のやり方は、何としても納得できません。
然も充分な審議もなしに、どさくさで終わらせてしまいました。会期一日増やすと1億の人件費その他の税金がかかるのだそうです。
昨日の阿部首相の記者会見をテレビで見ました。記者団から内閣支持率の
低下をどう思うかと聞かれた答えが『私は政党の支持率の為に政治をやっているのではない。政策を実行する為に政治を行なっている』と言っていました。では支持率は誰が決めるのでしょうか。議員さんが決めるのでしょうか。
過去の法案の強行採決の数の実績を見ますと、森、小泉首相に比べ現在の阿部内閣が断然多いのだそうです。過半数頼みの政策決定に係る強行採決を繰り返し政治は政策の実現だと言う阿部内閣にはうんざりです。
3人もの閣僚が辞任しました。然もその中の一人は自殺です。
この責任は、勿論任命者である阿部首相が負うべきですが、彼はそんなことよりも法案成立が私の使命だと言わんばかりでした。
政治は、国民の為のものであり国会を官邸の下請け期間の様にしてしまったのも阿部内閣の責任だと思います。
今度の参議院選挙にあたってはこれ等のことを良く考えましょう。