JR西日本2009/10/01 09:53

尼崎JR脱線事故の報告書ろうえい問題が起きています。 国の鉄道事故調査委員会の報告書にJR西日本の幹部が会社ぐるみで虚偽の報告をするよう働きかけた事実が明るみに出ました。 その為に何度も飲食接待を繰り返すという一体この会社は尊い人命をどう考えているのでしょうか。自分達の会社の不始末で多くの人命が犠牲になるという安全に人命を守りながらながら業務を遂行するという社会的責任を果たす役割を担う会社としての基本的姿勢というものを全くないがしろにする企業体優先の一端を垣間見たような出来事でした。 人間があって社会、そして企業というものがあるということごく当たり前のことを逆に企業があってその下に人間がいるというまるで本末転倒の企業意識が当たり前になっているこの現実は一体どうなっているのしょうか。勿論企業体は慈善団体ではありませんから当然社会的信用の失墜は企業にとって大きな痛手を被ることになる事でしょうがそれにどう対処し今後どのように解決していくのかが企業全体に課せられた大きな責任です。その為には先ず全てを明らかにし都合の悪いことは隠蔽して済ませるというのではなく企業の責任を先ず明確にすべきです。このような観点からみて今回の接待による隠蔽事件は絶対に許されるべき行為ではありません。 更にこの件が公にされると会社幹部の言い訳ですが、極く当たり前の些少金額の接待であり然も隠蔽依頼の事実もないと言うに至っては呆れ果ててしまいました。責任逃れもいいところです。