責任者の態度2009/09/07 12:33

何時も何か国民全体に関わる大きな企業の失態が起きた時必ず決まって企業の責任者がテレビの画面に姿を現し主なる役員が並んで全員深々と頭を下げて見せる場面がテレビなどで必ずと言ってくらい見かけます。そしてお詫びの言葉は、どんな場合でも殆どどこも決まり切った言葉ばかりです。へそまがりの私に言わせれば、本当にこのトップの方々は自分の企業家としての責任を感じているのか疑いたくなります。そこには、何ら今後どのようにして不幸にも起きてしまった事故に対し企業としての責任に対処していくのかが何時もまるでひとごとの様な態度としか受け取らざるを得ません。企業の責任者の方々にお願いいたします。起きてしまった事故に対して二度とこのようなことをおこさない為には今後どうしていくのかもっと具体的に現場の責任者の責任を明確にすると共に事故の再発を防ぐために組織全体を見直すにはどうしたらよいのかもっと詳しい説明を国民の前でして下さい。 もとはと言えば企業トップの監督責任に他ならないのですから。 企業のトップが只頭を下げて見せるだけでは、何度下げてみてもj企業の責任により迷惑を被った被害者としては到底納得出来ないでしょう。 こんな責任者の面子だけで自己保身にのみこだわる杓子定規の紋切姿の挨拶はもう止めにしませんか。

カラス2009/09/19 08:42

以前我が家の庭に最近はスズメが少なくなりカラスが増えた事を書くましたが、今朝はこんなことがありました。朝早くからカラス達の集団で鳴くカア、カアという激しい騒音で目が覚めましたのでふと何となく我が家のそばにあるゴミ置き場をみると一羽のカラスが足だけばたつかせ道路上にね転がっていました。未だ死んではいない様です。これを見ながら大勢のカラス達が周りを取り囲むようにして鳴いていたのでした。 多分ゴミを捨てに来た車にゴミをあさっているさなか跳ねられたものと思われます。可哀想ですがどうしようもなく眺めていましたがしばらくの間カラスの合唱は続いておりました。まるで寝転がっている仲間に「がんばれ、がんばれ」といわんばかりに励まし続けているように私には見えました。こうしたカラス達の姿を見ていて思いました。こんなカラス達にさえ仲間を思いやって励まし続ける強い仲間意識を持っているということを思うとき我々人間世界ではどうでしょう。最近では子が親を殺し親が子を殺すという殺伐とした事件が続いております。本当に考えさせられるような出来事でした。

大型公共投資2009/09/23 10:08

民主党の大型公共投資の中止が話題となっています。その最たるものが群馬県の八ッ場ダム建設の中止です。このダムは90%以上既に出来上がっているそうです。あとはダム本体の工事を残すのみとなりました。民主党は税金の無駄使いと削減を柱に主張して来ました。熊本県の川辺川ダムも然りです。民主党の主張は、向こう4年間で1兆3000億の公共事業費節約を目指しているそうです。ダム工事費だけでなく東京外環自動車道、整備新幹線などの大型予算をも含みます。 前政権の自民党は、長い間日本の建設業界が支えてきたようなものでしたので業界からの資金、票集めが頼みの綱でした。それにより公共事業の膨張をもたらしゼネコンへの天下りが利権構造と政権との癒着で成り立ってきたといえます。 このようなことを考えると今回の民主党のとった政策は、今後の政策上非常に画期的期待すべき措置だと私は思います。今後はさらに公共投資の監視を強めその結果起きる業者間との談合や入札制度そのものの抜本的見直しを是非期待いたしたいと思っています。 ダムの建設について言えば、大型ダムの建設に固執することなくもっと他の方法での河川改修、治水事業などに目を向け自然破壊と環境の保全などにもっと充分目を向けその上で一番大事なのはその地に住まいしておられる住民の方々との話し合いの場を数多く設け納得し合える機会を作っていくべきです。強いては一部住民だけでなく国民全体の理解の得られる公共投資であって欲しいと思います。

お気使い感謝2009/09/28 11:36

今日は所用があって地下鉄で街まで出かけました。 目的地の駅で下車しホームをとことこ歩き始めました。すると突然背後から 「大丈夫?無理しないで歩いてね」 と私が障害者なのを見て声をかけられました。 ふと見ると年のころ20歳代の若者でした。勿論全然見も知らぬお人です。こんな場所でこんな具合に声をかけられたのは、それこそこの年になって初めての経験だったものですから咄嗟に何と答えたらよいものか考える余裕もなく取りあえず「大丈夫です」とだけ答えて彼の傍を立ち去りましたが、今思うと折角善意で声かけをしていただいたことでしたのでもっと何か適切な返答が出来なかったものかと反省いたして悔んでいるいる次第です。この青年には心からお礼を言いたいです。 今思えば、彼はちょっと見は健常者とお見受けしましたがほんの少し言葉の話し方が不自由な感じでした。私と同じ障害を持ったお仲間だったようです。それにしてもこのような状況の中で全く関係のない自分と同じ障害を持つ方に出会ったからと言って私ならこのような行為はとても出来そうもありません。 社会というものは、人様との繋がりと助け合いで成り立っているんだと変なところで実体験をさせていただいた次第でした。 このことを機会に私も今後は真似をさせていただいて是非実践いたしてみようかなと思った次第です。