複数税率2009/02/06 11:51

消費税率の改正があるようです。以前は物品税と言われる税があって所謂当時の贅沢品に限り課税した税がありました。貴金属、毛皮、一部の電化製品、自動車等です。ところが何が贅沢品かの判断が社会構造の変化に伴い難しくなり一律課税の消費税にとってかわりました。 消費税は現在では全て一律の税率で課税されていますのでこうした課税方式を元に戻して生活必需品の消費税率を変えようという税制が検討される可能性が出て来ました。結構なことだと思いますが、そのことによって所謂富裕層にとっては税負担がきつくなりますので国民の生活が平均化されてしまう結果となり経済活動が鈍化される危険性をはらんでいるようです。然し消費税なるものは、国民にとって大きな税負担になりますので一部の諸外国でも消費税の税率は高いですが生活必需品は無税というところもあるくらいで政策上気を使っているようです。我が国においても消費税率を上げるのであれば一律に課税する議論の前に商品別に差をつける議論をもっとするべきでないでしょうか。

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