農水大臣の辞任2007/09/03 10:23

またまた阿部内閣の不祥事です。今朝就任ほやほやの遠藤農水大臣が辞任しました。
参議院選挙で大敗した自民党の阿部首相にとって最後の砦として1ヶ月の間十分な身体検査の結果決めた人事のはずであったと思いますが、今の政治指導者のモラルはこんなものなのでしょうか。特にこの問題は、新内閣誕生前に分かっていたことなのだそうですが(勿論安部首相も認識していたはず)全然問題視していなかったのでしょう。
それは、皆これくらいのことは大なり小なり行っていることなので公にさえならなければ、問題ないと言うことなのでしょうね。発覚したのは、たまたま運が悪かった位にしか考えていなかったのかも知れません。特に安部内閣にとって農水相の辞任は、自殺者を含めて3人目ですから農政をめぐる政治と金の問題は、補助金漬けでやってきた今までの官僚制確保と主管官庁主導の農政自体に問題がありそうです。

魔笛2007/09/09 07:43

先日素晴らしい映画を見てきました。映画鑑賞の世界から遠ざかること?十年となりますが、こんな感動は久方ぶりでした。
モーツアルトの『魔笛』が主題ですが、勿論お話は現代風にアレンジされ第一次世界大戦の戦場が舞台です。
素晴らしいのは、何といっても世界の超一流の歌手達の歌声を聴くことが出来ますが皆さん素晴らしかったのですが、中でもザラストロ役を演じながら歌うルネ・パーペとジョセフ・カイザーのタミーノ役でした。
クラシックファン必見の映画だと思います。
私もクラシックファンの端くれですが、馬鹿の何とやらでモーツアルトしか聞きませんからちょっと偏りすぎでしょうか。十分反省はしているんですが。

阿部首相の退陣2007/09/12 19:18

先ほど阿部首相の退陣記者会見の模様をテレビで見ました。あまり唐突だったものでびっくりいたしました。
第168回国会での開催初頭での初心表明演説で参議院敗戦の責任について述べていましたが 『我が国の将来のため、子供達の為に、戦後レジュームからの脱却を目指す改革を止めてはならない。私は、この一心で、続投を決意しました。初心に戻り、厳しい選挙結果を踏まえた「反省」と、国民のために闘うとの「覚悟」を持って、引き続き改革に取り組むことにより、国民の皆様に対する責任を果たしてまいりたい所存です。』・・・と言ったのは一体何だったのでしょうか。日本国の最高意思決定の国会という場でこのように大見得をきっての演説でしたがその舌の根が乾かぬ今日になって職を辞する覚悟をいたしましたとは何という国会という場を馬鹿にし、ひいては日本国民を一体なんだと思っていたのでしょうか。
何が責任を果たしていく でしょうか。まるで未だ幼い子供が、全てがいやになったからや~めたと言わんばかりの言動です。
こんな人間を総理大臣にした議員達にもあきれたものですが、数々の政治資金の不祥事の発覚をみても今の政治家達には、自分達の欲得しかないいお金の亡者の集まりにしか見えません。多分次になるであろう次期総理大臣も同じような者でなければ良いのですが。

食料品の自給率2007/09/22 19:43

わが国の食料品自給率即ち国内で消費した食料品がどの位の割合で日本国内で生産されているのかという率だそうですが何と40%に満たないのだそうです。世界で一番高い国は、オーストラリアで237%といいますから国内消費の倍以上が輸出されているんですね。食品の偽装問題で、ある食品メーカーの社長が日本人は安ければ買ってくれるからともっともらしい言い訳をしておりましたが確かに我々消費者も少し位高くとも日本産の食料品を買うという気持ちを持つべきでないでしょうか。今の状態でいけば、若し輸入先の国が自然災害とかの何かの都合で生産が異常に減少したときその国の国内消費が優先しわが国の食糧事情は極端に厳しくなること間違いありません。
家畜の餌さえ殆どが輸入品だということです。豚や牛に食べさせるものくらい国内で安価に生産できないものでしょうか。わが国の食糧自給率を高める何らかの方策が必要だと思います。

相撲界2007/09/28 14:04

最近日本の相撲界で色々な話題が噴出しておりますが朝青龍事件から始まってつい最近は、とうとう殺人事件まで発生してしまいました。以前にもこの中で述べたことではありますが相撲界を取り仕切る日本相撲協会全体の体質の中に何か問題点があるのかもしれません。この点については、今後の思い切った対策を切に希望いたしている所ですが、先日開かれた次世代を担うべき新弟子検査で、受験希望者が0だったそうです。こんなところにも相撲界に対する世相が反映いたしております。長い伝統に培われてきた国技としての相撲ではありますが、本当に将来が不安になるような事柄ばかりが起きております。この辺で相撲関係者の方のみならず私ども一般人も真剣に取り組まねばならない問題だと思います。

背水の陣2007/09/30 11:43

新しい福田内閣が発足いたしました。
ところで首相が言うところの『背水の陣内閣』とはどういう意味合いを頭に浮かべて使っているのでしょうか。
そもそもこの言葉は、中国の『史記』に出てくる言葉で、その意味合いは、退路を断ち決死の覚悟をもってことにあたるという意味合いですが、この意味からすると如何も、政権を担う自民党そのものが現在危機的状況にあるということを認識しその上で決死の覚悟で長期政権を目指すための自民党を建て直したい為に戦うという決意に聞えてなりません。
決して国民の為の良い政治を行うという決意というよりも自分達の自民党を思って言っているのではないかと私には思えてなりません。
勿論戦う相手は国民の多数の支持を取り付けた民主党にほかなりません。
もう少し国民の側に立った決意を期待したのですが残念なことです。