N饗演奏会2007/03/01 19:44

先日、久しぶりにクラシック音楽の素晴らしさに浸ることが出来ました。
朝8時からのNHKハイビジョン『N饗演奏会』でしたが昨年の12月13日サントリーホールでのライブ録音で指揮者はローター・ツアグロゼクでしたがそのダイナミックで歯切れが良い指揮ぶりもさることながら全曲私の大好きなモーツアルトの作品が演奏されたのです。中でもクラリネット協奏曲が圧巻でした。演奏者はザビーネ・マイヤーでしたが女性でウイーンフィルで研鑽を積み退職して世界中で活躍しているようです。普通のクラリネットではなく
バセットクラリネットという太めで大きいものを使っていました。その力強く小節がきいた演奏にすっかり感動いたしました。特に第2楽章の静かで物悲しい雰囲気が最高でした。休憩後はジュピターです。兎に角2時間朝の食事も忘れてテレビの前に釘付けになりました。

政治家と公金2007/03/08 08:50

阿部首相になってから如何したことか政治家の政治資金規正法が全然機能していない事例が次々と発覚しております。
久間防衛相の政治団体の不正な事務所費の計上、松岡農相の事務所費で水道光熱費に毎年100万以上を計上、これなんか事務所の場所が何と衆議院議員会館の中にあるため本来は無料のものだそうです。
かと思えば、これらのことは自民党の議員ばかりとおもいきや、民主党の小沢代表まで個人的財産の不動産取得税まで事務所費に計上していたそうです。これについては、阿部首相も相手が民主党なので法改正を検討するといっていますが、今の世の中政治家にぶら下がっているのが一番いいみたい。
我々年金でその日暮らしの生活をしている者にとって腹立たしいことです。然も上がるのは社会福祉費の負担ばかりで年金の額が減る一方であることを考えると、今の政治は老人は見捨てたと思わざるをえません。
こんなことを考えるのは私だけでしょうか。

同期会はいいもんだ2007/03/15 10:27

昨夜は、若かりし頃の高校同期会が開かれ常々ご世話をいただいている幹事の皆さんのお陰で元気な皆さん方と今年初めての再会を果たしました。
温泉に浸りその後のビールの何と美味しかったこと。
まだまだ現役と言う方も中には居りますが私も含めて大半は年金暮らしの年になっています。人は必ずあの世とやらに行かねばなりませんので今日あっても明日はどうなっているかと思えば、こうしている自分の今のひと時がいとおしささえ感じられ皆さんとの去りがたい気持ちを振り切って2次会の席を後にしました。
『明日ありと 思う心のあだ桜 ,夜半に嵐の吹かぬものかは』と親鸞聖人が出家を決意され9歳のとき作ったと謂われる歌など思い出しました。
人は、どれだけ元気であっても、明日まで命があると、誰が保証してくれるでしょう。 という意味合いが込められたものだそうです。

開花予想2007/03/18 10:49

先日九州から北陸の桜の開花予想が気象庁から発表されましたが、
ところがこれがコンピューターの入力違いで間違っていて一週間もずれるとのことです。最近は機械に頼り実際の測候所などの定点観測はどんどん減っているそうですが悲しいことです。コンピューターの数値なんか人間が操作して如何でも改ざん出来ますから公式に発表される数値が信用できなくなりました。私共は、コンピューターからの数値は絶対正しいと言う間違った考え方を変えなければいけないと思います。機械では出来ないことって沢山有りますものね。

桜の花2007/03/19 10:20

前回は桜の花の開花宣言のことを書きましたが今回は、桜と日本人とのかかわりについて考えて見ました。日本人は本当に桜の花が好きですよね。勿論私も大好きです。そんな訳で桜についてちょっと調べてみました。
何と言ってもその花の色と可憐さがいいですが、木そのものの寿命は凄く長いんです。1000年を超えるのもあるんだそうで、日本の3大桜は、福島県にある三春桜、山梨県の山高神代桜、岐阜の淡墨桜で寿命は夫々1000年、1800年、1500年だそうです。こんなに太古の昔から生きながらえてきたんですね。根尾谷の淡墨桜は、宇野千代さんがその作品の中で、死なない花、と書いたほど愛した花で保存にも力を尽くしたようですが、彼女が98歳まで長生き出来たのもこの桜のお陰かもしれません。
京都には、人生の節目にと夫婦で桜木を植える活動が広がっていてその植えた木に記念の名前を付けるんだそうです。例えば金婚祝い桜、亡き子供を思う桜、とか言う具合ですが、私なら何とつけましょうか。『仲良し桜』とでもつけましょうか。この様な桜の花を愛して止まない人が多く居られますが前述の宇野さんを初め作家で桜の写真家である印南和磨さんなんかも桜を愛する一人で、或るとき撮影の為早朝に起きて出かけた時にあまりの肌寒さに思わず桜の大木に抱きついたら何と木の暖かいぬくもりが伝わってきましたしそればかりか花の咲く音が聞こえたそうです。
私共の北国にもこのような桜の咲く季節が待ち遠しいですね。

風力発電2007/03/26 13:03

日曜日の朝7.30からNHKの番組で風力発電装置の話題を放送しておりました。私共の身近におられる仲間のNさんがこの方面の開発研究の専門家でもあり以前から関心を持っていた事柄でしたので興味深く見ました。
地球の温暖化が叫ばれている昨今ですが、何の公害も発することが無い環境にやさしい風力を利用しない手はありません。番組の中で紹介されたのは、東北のある会社が会員から出資を募り受け皿会社になって風力発電の設置により生まれた利益を会員に配当するということを行なっているとのことです。出資金は10~15年かかって返済するのだそうです。今はボランテイア程度のことらしいですが、この様な趣旨の会社がどんどん出来て風力発電が普及すると良いとつくづく思いました。