瓦礫処理の問題2012/03/24 17:19

昨年の3月11日に発生いたしました原発災害について、先日札幌市の上田市長が札幌市としては、瓦礫の処理の問題については受け入れかねるとの所信を表明いたしました。 国の政策として80%は現地で処理し残りの20%は各地方自治体の協力が必要との方針を発表いたしましたからです。 私共札幌市民の一員としては、やはり人間に極めて危険な放射性物質を含む瓦礫の処理には抵抗感があります。やはり基本的考え方といたしましては、このような危険物質は出来るだけ広く拡散させぬ様に取り計らうべきで、そのことを一義的に考慮し国が全責任を持って処理すべき物と考えます。例え少量でもそれにより被害が発生したときには国はどのような対応をとるつもりなのでしょうか。 人間の寿命より遥かに長い間この危険性は無くはならないのです。 チェルノブイリ原発の例をみても判るように未だにこの問題は未解決で如何に国民の反発を引き起こしているか判ると思います。 このような訳でこの度の札幌市長の発言には私個人といたしましては大賛成です。