JR北海道の事故2011/09/23 16:58

JR石北線で5月に起きた特急脱線炎上事故を始め最近道内の列車事故の発生が多く起きております。長いこと旧国鉄の体質がそのまま受け継がれてきましたが最近になってその体質の弊害が特に現れ始めたように思います。先日は東大でのエリートである旧国鉄時代からの要職を勤め上げてきたJR北海道の社長が自殺してしまいました。 自家用車を札幌の石狩浜において海に飛び込んだようで数日後小樽のおたもい海岸で遺体が発見されました。勿論このような事情の責任を取ってのことでしょう。 多数の人命を預かり安全運転が最大の使命であるべきはずの乗務員の非常時に対する対応のまずさと車両自体の整備不良などが重なっているようです。巷では何も死を選ぶまで行かなくとも社長退職で済ませばよかったなどとささやかれてはおりますが、社長の死を無駄にしない為にも全社員が一丸となって今後は行動計画、運行計画等を含めて何よりも乗客の安全第一に努めるべきことを再認識するのが責務ではないでしょうか。